といやまクリニック｜近江八幡市東町の泌尿器科・内科

過活動膀胱は、
・尿意切迫感ある
・頻尿（何回もトイレに行く）や夜間頻尿（就寝後何回もトイレに起きる）の症状がある
などを主な症状として、場合により切迫性尿失禁（急に強い尿意が起こってトイレまで間に合わずに尿がもれる）を起こしてしまう疾患です。
尿意切迫感がある場合、過活動膀胱が疑われます。

過活動膀胱はさまざまな原因により引き起こされる疾患です。
主な原因の例として、脳血管障害、パーキンソン病、認知症や、脊髄損傷、多発性硬化症、脊髄小脳変性症、脊髄腫瘍などの、脳や脊髄の神経疾患が過活動膀胱の原因となります。
しかし、神経疾患がなくても、前立腺肥大症に合併することもあり、加齢による膀胱機能の変化も原因となり、さらに明らかな原因疾患のない（特発性）の場合もあります。

• 起きている間、頻繁に尿意を感じる
• 寝ている間、何度も尿意を感じる
• 急に尿意を催し、我慢できなくなる
• 我慢ができずに、漏らしてしまった

上記のような症状がある場合は、ご相談ください。

過活動膀胱の診断には、下記のような検査・治療を行います。

• 問診
• 超音波による残尿量の確認
• 投薬による治療
• 行動療法（膀胱訓練、骨盤底筋体操など）